コア系コミック・レビュー02

KING OF BANDIT JING /熊倉裕一 
(講談社「月刊少年マガジンZ連載/2002年3月現在4巻まで発売中)  コア的オススメ度★★★★★


この漫画もまた「サイコ」同様、雰囲気重視しまくり。本人曰く電波で漫画描いてるそう
ですから(笑)。前作の「王ドロボウ・JING」と主人公は一緒なんだけど見た目も性格も
同一人物とは思えない程変貌してる(爆)。つかー連載誌が違し、主人公は成長した‥
という設定でしょうから、まいっか。私はこっちのJINGの方が好きだし。
つかーこの主人公のJING、プレステのゲーム
「FF7」のクラウドに激似(笑)。
ぱっと見は殆ど一緒ってのは言い過ぎですが(笑)。物語は主人公JING(ジン)が相棒キール
(鳥なのにJINGの腕と合体して武器にもなるという変な生き物)が
王ドロボウ一族の末裔
お宝(必ずしも金目のモノでは無い)頂戴すると言う‥つーか行く先々で事件に巻き込まれるJINGとキールの冒険話とでも言いましょうか。簡単に言うと非常に少年誌らしい話の様に聞こえますが、
実際は雰囲気重視の為かなり難解なお話。や、難しい話と言う意味ではなくて理解しにくい‥
つか意味わからんコトもしばしば(笑)。ストーリー的に面白いかと言えば‥
どーでしょう?そこそこ?(失礼)まー、彼の場合もビジュアルあっての漫画なので、
ソレはそれで良しと(笑)。で、ファンの中では有名ですが、イギリスのパペット映画
「ナイトメアー・ビフォー・クリスマス」の大ファンな熊倉氏は、JINGの
世界観も思いっきりナイトメア的。主要人物だけでは無くて全体の世界観と雰囲気を重視して
町並みや小物、敵のキャラクターがすっごい
テイム・バートンしてます。
私は、ひっじょーに「ナイトメア」が好きなので、熊倉氏の存在を知った時は凄く嬉しかったです。
メインだけでなく、敵のキャラクターや衣裳、鎧、表情なんかに凄く拘り感じて格好良い。
アングラっぽい雰囲気と台詞回しにセンス感じるし、自分の好きな世界観を
ココまできっちり確立してるとこは何か凄いなぁと。絵的に趣味が合えばばっちりハマる漫画家さん
でしょうね。私はバッチリです(笑)。漫画というよりは画集をバンバン出して欲しい人。
こないだ出ましたけどね。この人もきっと絵を描いてくれれば取りあえず本は買ってしまうコトでしょう。そいえばこの漫画、今春よりBSでアニメ化されるそうですが‥雰囲気壊れてないかちょっと
不安です。連載誌の方には、その辺の情報が色々載ってるんではないかと思うのだけど、
怖くて見れない(や、そんな大袈裟なモノじゃないけど)。や、そもそもアニメの方はあんまり興味ないから、まーソレはソレで良いんだけどね(^^; それに原作は熊倉氏でも作画は別の人だし
熊倉氏が描いてる訳じゃないし‥。FFシリーズに見られる様な雰囲気重視のリアル・フィギュアとか
出ないかな‥(笑)。と思ったら完成品で発売されるようでっ。
ネット限定販売の組み立てキット未塗装で12800円なり。未塗装!??
まー完成度もそこそこ高いが、値段もちょい高いかな〜´_` しかもパーツがむちゃくちゃ多い上に未塗装だしー。つかー微妙に似てないし(笑)。そこが一番問題やね。

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